2014年5月のことになるが、比叡山に行ってきた。
叡山電鉄の八瀬比叡山口駅で降り、ケーブルカーに乗る。
ケーブルカーでは山の中腹まで行ける。
ここから山頂までは、歩いて登っていくこともできるし、ロープウェーに乗り換えていくこともできる。
中腹からの景色。
ケーブルカーを降り、駅を出たところで道が二通りあった。
左は、舗装された上りの道路。
右は、森の中を通って行く山道。
(なお、さらに左を見ると、すぐそこにロープウェーの乗り場がある)
手元の iPhone は 4G が消え 3G を示すアイコンが表示されている。
僕は大体、こういうときは直感で楽しそうな方を選ぶ。
そういうわけで、右手の山道に足を向けた。
20分くらい歩いて足場の悪い山道を抜けると、今は稼働していないスキー場の、だだっ広いゲレンデに出た。
ここを道なりにまっすぐ行けば、比叡山頂・延暦寺へと行くことができる。
このまま延暦寺へと向かうには、日が傾いてきていたので、たまたま道中で見かけた「つつじヶ丘」という看板が指す方向へ向かった。
山の斜面は一面つつじの原っぱで、思わずほおっと溜め息をつくような景色。
つつじの見頃は5月で、丁度満開だ。
庚申塚のような塔が真ん中にぽつんと立っていて、平日だからか辺りは僕一人で見守られているような気分だった。
京都市北の、街と山の街並みが、よく見渡せる。
春の比叡山に来た折には、ぜひここにも立ち寄ってみて欲しい。
(Photo by FUJIFILM FinePix F100fd & iPhone5)
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