【書評】どこから行っても遠い町(川上弘美)

 
川上弘美さん著、ある商店街に住む人々の、十一の短編からなる悲喜こもごもの物語。

一つの短編ごとに、商店街の住人である主人公がいて、彼らの生活や一生が描かれている。他の編で一文だけ登場した何気ない人物(そばを通り過ぎるだけだったり、職場の同僚であったり)が、後の短編では主人公として、秘められた思いが告白されていく。
読み進めるにつれ、街に住む人たちの多様な人生が見えてくるようになっている。
物語というより、彼らの記憶だ。

【書評】濡れ鳥/海辺のブドリ(じのん)

鴉(カラス)たちの生き様を描く、じのんさん jinon@twitter の短編小説。
Kindleアプリで初めて読む小説となった。

カラスたちの恋愛事情、縄張り争い、プライド。言ってしまえばコレだけなのだが、(短いだけでなく)どうにも読み進めずにはいられない感触を受けた。どこか既視感のようなものを感じたが、カラスという姿を取り去ってみれば、例えば荒野に住む人間の部族(モンゴルとか)の生き様に近いのかもしれないと思った。

ウェブサイトのSNS上でのシェア数を教えてくれるシンプルなサービス「SocialCounter」

Social Counter ロゴ

息抜きな気分で、シンプルなツールを作ってみました。(所要3日間くらい)

調べたい URL を入力すると、代表的な SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)や SBMS(ソーシャル・ブックマーク・サービス)でシェアされた回数を教えてくれる、シンプルなサービスです。

シェアボタンを置きたくないときや(面倒なときも)、置かれていないページのシェア数を知りたいときが時々あるので、さくっと調べられるようにしました。

Facebookの全体公開投稿は2015年に検索できなくなるかも

Facebookの、全体の公開投稿の検索は、非常に使えないことで有名ですが、どうやら来年2015年4月30日をもって完全に出来なくなる可能性が高いです。

FacebookのGraph API バージョン2.0が2014年4月30日に施行され、そのドキュメントが公開されていますが、非常に頭を抱える内容となっているようです。

APIの変更内容を公開しているページ「Facebook Platform Changelog」のトピック「April 30th, 2014 - API Version v2.0」(Graph APIの項目)を見てみると、

Public Post search is no longer available. (/search?type=post&q=foobar)
([公開投稿]の検索は利用できなくなりました。)

のように明記されています。
どうやら完全に終了させるつもりのようです。

【書評】ユニクロ帝国の光と影(横田増生)

 
僕が学生の頃、ユニクロというのは「ダサい」の代表格だった。「一つの季節が終るくらいまでなら使える」と言われるくらい素材も酷かった。
ところが今は知る通り、価格に見合わない高品質を誇っている。

この前見かけた「STETECO(ステテコ)」なんて、僕なんかは祖父から耳にしたことがあるくらいで、年寄りが着るものであり「ダサい」の最上級だった。それをオシャレに売り出しているところにも面食らった。いや、これが実際にどれだけ売れているのかは知らないが。

【書評】ロスジェネ心理学―生きづらいこの時代をひも解く(熊代亨)

 
自称オタク出身、ロスジェネ世代・精神科医(シロクマ先生)、熊代 亨の一冊。

象徴的な言葉に「思春期ゾンビ」というものが提示されている。いつまでも若々しいままで、若さにしがみついて、若くないものは悪しきもの、とでもいうような、思春期を引き摺ったままのコトを言う。

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