最近、スマートウォッチや活動量計の話題をよく耳にするようになり、睡眠時間や一日の歩数等を手軽に記録したいと思って、Withings Activité Popを買ってみた。
決め手は、バッテリーの持ちとアナログ時計のデザイン
購入にあたり重視したポイントは、優先順位的に次の4つ。
- バッテリーの持ち
- 睡眠と歩数の記録ができる
- できれば、心拍計がついていること
- デザインが好みか
バッテリーは1日で切れるのは困る。最低でも2〜3日以上。
なので、Apple Watchなどは真っ先に外れてしまった。
睡眠と歩数は、だいたいのスマートウォッチで測れるので心配いらないようだ。
心拍計は、リアルタイムで記録できるタイプは電力消費が激しいようでバッテリーは2〜3日程度。心拍計が付いている製品を選ぶかどうかは迷ったのだけど、スポーツ中のリアルタイム計測は諦め、バッテリーの持ちを優先した。Withings Activité Popは心拍計はないが充電はいらず、ボタン電池(CR2025)で数ヶ月も使える。
そしてデザイン。Withings Activité (Pop)は、他社製品のようなデジタルな雰囲気は全く感じさせない。ごく普通のアナログ時計として使えることが気に入った。優先順位は最後なのだが、このような製品が他に見当たらなかったので、実はこれが一番大きかったような気がしないでもない。
最後に価格だが、今だと15000〜16000円くらいである。
活動量を見るのは、スマートフォンとPCで
活動量は、スマートフォンの専用アプリと、PCでも見ることが出来る。これがとても良く出来ていて、不満点はほとんど感じられなかった。24時間、1週間、月ごとなど、期間を替えて見ることができる。
PCに直接繋いで同期する仕組みはなく、スマートフォンを持っていることが前提。Activité PopからBluetoothを通してスマホへ同期、結果はスマホで見るか、スマホを通してネットにアップロードされたデータをPCのWithings公式サイトで閲覧、といった感じ。
本体で情報を見ることはできないので、時計を見るときに意識することはないのがとても良い。時計は「時刻を確認する」という役目に徹していてほしいのである。(文字盤の隅に小さく、1日の目標活動量のうちどれくらい達成したかを教えてくれるメーターはある)
睡眠の記録
自分にとって絶対に外せなかったトラッカーは、睡眠。眠りの深さも記録してくれる。一週間の平均睡眠時間も分かって、「あれ、意外に寝てるんだなぁ。」などと。
Activité Popには心拍計は内蔵されていないので、どのようにして睡眠状態と見ているのかは謎だが、体感では入眠と起床の時刻はかなり正確な感じ。
自分の場合、布団に入ってからしばらくゴロゴロしていても睡眠には記録されていなかった。また、目覚めても起き上がらずに二度寝していると、睡眠時間として加算されていることも。
風呂に入っているときは外して30分以上静止状態にしていたのだが、睡眠にはなっていなかった。(腕に付けているかどうかの判断はありそう)
昼寝をするなど、一日に複数回に分けて寝るとき、ちゃんと記録されるかはまだ分からない。
歩数計
24時間制で歩数を記録してくれる。1日の目標値を設定しておき、達成するとバッジが発行され褒めてもらえたりする。
たぶん少し多めに計測されているような気がするので、計測値の8〜9割くらいが正しい数値、かも。
自転車によく乗るので、この分が歩数として記録されていたりするのが気になるところではある。利き腕につけているためか、座って手を動かしている分も入ってしまってるかも。
アプリで測れる心拍数
Activité Popに心拍計は内蔵されていないが、スマートフォンのWithingsアプリを使えば測ることができる。スマートフォンのカメラレンズに指先をあて、カメラのフラッシュで透過することで心拍数を測れるようになっている。
リアルタイムではないのだが何時でも測れるし、 このアプリは無料でダウンロードできるので、心拍計のみ欲しいときにもオススメ。
タップで針合わせという洒落たギミック
Activité Pop本体には、時刻を合わせるネジのようなものは一切ない。分針と時針の調整はWithingsアプリで、画面をタップすることで行う。
くるりとタップすれば、時計の針もカチチチチ、と回りだす。これが何とも気持ちよく、何というか未来を感じた瞬間だった。(デジタルとアナログがリンクした不思議な感じ)
なおこれは針の調整だけで、時刻合わせはボタン一つである。
気になるのは、重さとセキュリティ
僕は10年以上、腕時計をしない生活をしていた。また以前つけていた腕時計は、金属製のゴツゴツしたものではなく、軽量の小さなアナログ時計だった。
そのためか、Withings Activité Popを1週間ほど付けていると手首が凝ってしまった。しばらくすれば慣れるのかもしれないが。ちなみに、Withings Activité Popの重さを計ってみたが、バンドを外した本体は29g、バンドを含めて40gだった。
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Withings Activité Popとスマートフォンとのデータ同期はBluetooth4.0を使う。Bluetooth4.0はBluetooth Low Energy(Bluetooth LE)とも呼ばれる。
fitbitなどの類似商品を含めスマートウォッチに関するセキュリティの記事 *1 が取り上げられていたが、時計側は常にBluetoothの待機状態になっているようなので少し心配。(手間が一つ増えるだろうが、時計側にもBluetoothのオンオフスイッチが欲しい)
高級機のActivitéとの違いは製造国と素材
Activité Popは廉価版だが、気になるほどの機能差はない。傷に強いサファイアガラスがミネラルグラス(クリスタルガラス)になっているくらい。Activitéのスイス製(牛革バンドはフランス製)が、Activité Popでは中国製になっているのは、まぁ仕方ないところだろうか。
おわりに
気になるところは所々あれど、大まかには気に入っている。これからもっと、アナログ時計のスマートウォッチが出て欲しいなぁ。
(こういうのが国内時計メーカーから素早く出てこない辺りが、ダメなところなんだろうなー。あとはタニタとか、従来の小型の活動量計で、スマホに繋げる製品はあるみたいなのだけど。ソニーのSmartBandは、一応候補には入っていました)
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- Withingsの脆弱性についても触れられている(参考:FitbitやJawboneなど複数の活動量計にセキュリティ上の問題。測定数値の改ざん、データ削除など【engadget日本版】) ↩
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