何が出来るかでなく、何をやりたいかで考える

個人で何らかのサービスを立ち上げる、アプリを作る、作品を作る。
より広い意味であれば、何か新しいことを始めるとき。

「何が出来るか」から考えると、
(現在の)自分の得意な技術や能力を使うことが優先されるため、
面白みのないものになりやすい。

「何をやりたいか」(何を形にしたいか)から考えると、
本当に欲しい、実現したいと思われている、新しいものが生まれやすい。

もちろん、技術や環境的な制約・限界があり、「やりたいこと」が実現できないことも多い。
それを実現するために必要な技術が、自分の学習コストが低いものであれば(習得できそうな技術であれば)学べばよいし、より適した仲間がいるのであれば、頼んでみるのもいい。

また、自分の得意な技術が人より遥かに抜きん出ているのであれば、「何が出来るか」から考えても充分に新しいものにはなりうるだろう。(だが大多数はそうではないはず)

特に一人で何かを作っていたり、ものを考えているとき。
ときどき足を止めて周りを見渡し、この優先順位を見なおしてみるといい。

今これが出来るからこれをやる、では、そのものにとっては冗長になっていたり、不要なものであることがある。本当に欲しいものか、必要とされているものなのか、見なおしてみるといい。
 

という自戒です。

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