Webで使える人力翻訳サービスを調べてみた【2013年版】

Webサービスやアプリのローカライズで翻訳作業が必要になったので、 ウェブで人に依頼できる翻訳サービスを調べてみました。

(2013年の記事なので、情報が古いことがあります)

料金は、ほぼ文字数ベースで、1文字5〜20円くらい(元文で換算)と色々。例えば元文で1000文字の日本語を英語に翻訳したいとき、単価10円の人に頼むと、費用は10000円。交渉できる場合もある。 文字数の上限を設けて1クレジット買い切りみたいなのもある。(Conyacとか)

1.Webで翻訳

翻訳の種類:英日・日英・中日・日中・韓日・日韓

「選んで翻訳」「急いで翻訳」「公募で翻訳」の3つから選べる。 各分野に強い翻訳の専門家を揃えていると謳っている辺り、信頼がおけそう。 メッセージボックスや決済システムが用意されている。 支払いは都度で、クレジットカードや銀行振込。

2.スピード翻訳 by GMO

翻訳の種類:英日・日英・中日・日中・韓日・日韓

「スピード翻訳」「指名翻訳」「オークション翻訳」「コンシェルジュ翻訳」の4つ。 GMOというブランドだけで少し気になってしまうが、システム的には「Webで翻訳」と似た感じ。

3.Conyac(コニャック)

翻訳の種類:英日・日英は当然として、その他多くの言語に対応

簡単に使えて、レスポンスが良いのが、一番の長所か。 公開翻訳リストがあって、過去の翻訳内容を見ることができ、良さそうな翻訳者を探すことができる。 翻訳依頼から結果の受取まで、SNSを利用しているような感覚で、素早くレスポンスが返ってくる。

「パーソナル」「ビジネス」の2つのプランがあり、 前者は、ネットサーフィンをしていて直ぐに翻訳してほしい短文などを依頼するのに向いている。価格も2ドルからと格段に安価。 後者は、より長文のビジネス向けで、一定の評価を得ている翻訳者にしか依頼が送られず、基本的に文字数で価格が決まる。

翻訳者になるための敷居が他サービスに比べ低いため、ネイティブに通じるかの疑問が残る。 (いちおうネイティブな翻訳者を選べるオプションはある)

支払いはPayPalで、ポイント買い切りか月額プラン。

4.OneSky

Conyacとよく似た感じのサービスだが、APIがありアプリに組み込んだりできる。 英語サイトなのでそこが気になる人はどうか、ってところか。

参考:組込APIで、アプリの継続的な翻訳作業を支援する OneSky

5.ネットの掲示板やYahoo知恵袋などのQ&Aサービス

某大規模掲示板の英語関連の板や、Q&Aサービスで聞いてる人もいるみたい。 あまり重要でない文章であれば、これでも良いと思う。

「Conyac」を試してみる

Conyacの画面

1クレジット無料で使えるので試してみることに。
(月額契約してみたのだが、有効化されるのを待ってる間に)

アプリのフィードバックで届いたEメールライクな600文字くらいの英文を、 非公開・ネイティブ翻訳者に依頼のチェックをつけて、日本時間の深夜2時くらいに英日依頼で投稿。 この時間帯に Conyac をチェックしている翻訳登録者に届くみたいで、そこから先着の人が作業にかかる。

ページの右下に「24:00:00」(24時間)のタイムカウンタが表示され、時間が減っていく。あとはコーヒーでも飲みながら待つだけ。 結果、依頼開始から2時間7分で、横浜在住とフィリピン在住の2人からの翻訳された文が届いていた。 (2人の結果が届いた時点で締め切られたみたいで、翻訳してもらえるのは2人まで?)

う〜んと見比べてみて、フィリピンの方が返してきた文は半分機械翻訳のような感じ。 横浜の方の文は、日本人にも読みやすい感じに仕上げて頂いてました。
ということで、横浜の方に「Thanks!」とメッセージを送信。

利用者の声を調べていると、あまり適切でない結果が返ってくることもあるみたい。

パーソナルとビジネスのプランの違い(月額プラン以外の)がよく分からなかったので、後ほど サポートに問い合わせてみた。

A.パーソナル

  • 支払いはクレジットベース(1単位の依頼ごとに1クレジット)
    日本語で240文字・英語で720文字までを1つの依頼とし、これを超えると複数の依頼として扱われるため、各依頼を別々の翻訳者が担当することがあるので注意。
  • 登録翻訳者のなかから、依頼した言語ペアに該当する全翻訳者に依頼通知が送られる。
  • 依頼の公開/非公開を選べる。(非公開は追加クレジットが必要)
  • プレミアム依頼を使うと、翻訳者の指定ができる(追加クレジット要)

B.ビジネス

  • 支払いは文字数ベース(文字数に応じたポイントを支払う)
  • 文章の長さに関係なく、1つの依頼は1人の翻訳者が担当する。
  • 一定以上の経験/評価がある翻訳者にのみ、依頼通知が送られる。
  • 全て非公開。(公開翻訳リストには載ることがない)
  • 長文に向いており、より品質を求められる場合に御利用くださいとのこと。

非公開設定の依頼については、翻訳者と守秘義務契約を交わしているとのこと。(規約にも書いてあった) 「第12条(翻訳者の守秘義務):翻訳者は、翻訳依頼が非公開依頼の場合、その内容と依頼から知り得た情報を外部に漏らしてはいけない。」

最後に

まずネイティブチェックは必須。

iPhoneアプリのストア説明文のローカライズには専用のサービス(DYS Translationsなど)もあるみたいなので、英語サイトが大丈夫で単発でいいやってときは、そっちを利用するのもいいかも。 アプリの短い説明文やアップデート内容を、Conyac で翻訳依頼してる人も時々見かけますね。(個人的には、英日はともかく、日英は不安かも)

最近の流行りというか、これからはレスポンスの良いクラウドソーシング型の Conyac みたいなのが増えていくのかな。 翻訳を頼めるネイティブの友達を持つと良いのでしょうけどね。
(誰かやってください)

また、そのうち経過をレポするかもです。

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