Webサービス(2ちゃんねる系)が月間50万PVを超えたのでまとめました

2ちゃんねるのスレッド横断検索サービス「re.Find2ch」ですが、ひとまず目標値の月間50万PVを突破しました。(2015年1月は60万に届きそうですが、まぁキリが良いので)
立ち上げたのが2014年の3月末ですから、10ヶ月ほど掛かっていることになります。

アクセスの傾向や収益、SEO等についてちょっと書いてみました。

アクセスは検索頼り

直近一ヶ月間のアクセス(2015年1月)

うちのようなアンテナサイトはコンテンツがないためSNSからの流入はあまり、というか殆ど見込めません。検索か広告出稿になります。(TwitterのBotを使ってSNSから誘導する等のスパム的なことはしたくないです)リピーターは少しずつ増えていますが、アクセスは検索に大きく叶いません。

旬のキーワードをいかに早く拾えるかは重要です。テレビなどで速報ニュースが入った直後に、どっとアクセスがくることがあります。例えば、国民的アスリートの大怪我や、エボラ出血熱の疑い、大物の不祥事など。社会をどよめかすような出来事が起きたとき、2ちゃんねるでの反応を知りたい人が多くやってきます。

検索順位は、まとめブログなどのライバルサイトとの争いになります。ブログやニュースサイトであればSNSとの親和性が高いので、記事をシェアしてもらうことは出来ますが、うちはSNSに頼らずに戦わなくてはなりません。まぁ、こういうのは瞬間的なアクセスであって直ぐに終わることが多いので、緩やかながらも継続してアクセスがあるキーワードを広く持っておくことも大事。

ミドルキーワードの「2ch 検索」では1ページ目に表示されていますが(5位以下)、アクセスはほとんどなく、大半のユーザーはファーストビューまでしか見ていないと思われます。(1日間だけ4位になったときは、5位以下のときとは俄然違うアクセスがありました)

アクセス増の分岐点とSEO

立ち上げから現在までのアクセス推移

最初の頃はSEOは出来るだけ控えめにし、どの程度アクセスが伸びるのか様子を見ていました。(URLの正規化などは最初からやっていますが)

さすがにコレ以上は無理かなと思ったので、2014年の中頃に割りと大きな内的な対策をしました。たぶんココの分岐点として、以降あまり手は加えていませんが、今のところアクセスは増え続けています。

流入元の時系列変化

以前、他のサイトで内的な施策を最初からやり過ぎたのか Google に嫌われるということがありました。ポイントは、検索エンジンのクローラーに巡回させるページはきっちり管理(制御)した方が良いということと、一気にコンテンツ(クロールしてもらうページ)を増やし過ぎないことでしょうか(これはよく聞きますね)。

並び替えや絞り込みなどの似通ったページは canonical などで正規化したり、クロールが不要な内部リンクには nofollow を付与する、巡回してもらいたいがために膨大なページ量を一覧した sitemap を作ったりしない、など。クロールが不要なページのパラメータは、Google のウェブマスターツールでも指示できます。

"Googleウェブマスターツールの「URLパラメータ」

クローラーの資源も限りがあるので、掲示された URL 全てをクロールなど出来ませんし、どれが大切なページなのか分かりません。大切なページのみクローラーに見せることで、それらの無駄を減らせます。

今となっては古い情報も含まれていますが、SEOの基本的な考え方や施策については「SEOを強化する技術(アユダンテ株式会社)」がとても参考になるのでお薦めです。

スマホとPCのユーザ層は異なると考えた方がいい

スマートフォンの隆盛で、PCを使い慣れていないユーザがネットにアクセスするようになっています。

いわゆる「スマホ世代」と言われるユーザですが、PC向けとスマホ向けのサイトがあったとして、ユーザの年齢層や性別の割合が同じとは限りません。スマホ向けサイトは、スマホ世代に合わせた作りにした方がいいと思います。外観はスマホアプリに近く、操作はより直感的に、説明過多ながらも簡潔に。

特にSEOが効いてることでランディングページがトップ以外のとき、初めて訪れるユーザはどういうサイト(ツール)か知らずにやってくるので、それを説明することが必要になってきます。スマホ向けサイトであれば、小さな画面でそれをしないといけません。初回のアクセスを JavaScript 等でチェックして、ダイアログを表示するなどの方法があります。

こういう説明は目立たせるべきなので、広告の機会損失になってしまいがちですが、再訪を促す効果が期待できます。

高機能より分かりやすさを

ツール系には有りがちなのですが、コアユーザー向けに高機能化していくことがよくあります。

特に2ちゃんねるのユーザはITリテラシーが高く、深く掘り下げて自分向けにカスタマイズできるものを好むようです。機能を増すほど、UIや設定は複雑に、より説明過多になってしまいます。

検索で初めて訪れるようなユーザにも分かりやすいよう、2ちゃんねるをあまり知らないユーザ向けに、高機能すぎずシンプルに使えることを意識しています。

広告収益について

導入しているASPは、Google Adsense、Fluct、nend などです。
クリック率は低め、類似のサイト(2ちゃんねる系ではない)も持っていますが、そこの4分の1以下のクリック率です。

ASP別とデバイス別の収益

2ちゃんねるの素材を扱ったサービスは初めてで、いわゆる不適切なコンテンツの宝庫なため、Adsense を載せられないページには他のASPを載せるという使い分けをしています。手作業で広告の貼り替えをすることはできないので、Google Adsense のヘルプでも明示されているようなフィルタリングを行っています。

スマートフォンの収益割合は、Adsense > nend > Fluct です。nend はテキストのみの広告も使えるようにしてほしいかな。Fluct(スマホ)は広告のマッチングがイマイチなのか、クリック率や単価が極めて少なかったので PC のみにしてしまいました。(CPC4.4、CTR0.4以下くらいだった)

金額を載せるのはちょっと避けますが、このPVにしては驚くほど少ないということと、小遣い程度とだけ言っておきます。(さすがに最初の記録で書いたような月2千円ではありませんが、モチベーション的にはもう少し欲しい)

うちのような新興サイトでもここまでアクセスが伸ばせるのですから、広告が所狭しと並んでいる老舗の2ちゃんねる系サイトでの収益は凄いのでしょうね。

2ちゃんねるのユーザは、そのデータ(書き込み)を使って何らかの収益を得ることを非常に嫌うので、これくらいで良いのかもしれません。そこも考えて、スレッド本文のデータは一切取っていませんし、うちへ来たアクセスは本来のスレッドへ流れているはずです。

スマートフォンのアプリなら有料にすることで広告以外の収益化は可能ですが、ウェブサイトという形態を取っていて有料プラン等を用意しなければ、広告で収益を確保するしかありません。

ツール系のサイトは広告が載せにくい

広告は、文章やコンテンツの中に混ぜ合わせることで、成果が良くなります。Google も推奨しています。(やり過ぎは禁物ですが)そういった意味では、やはりブログやニュース系の文章が多いサイトというのは、成果が出しやすいサイトだと思います。

うちのようなツール系のサイトでは、ツールのレイアウトやコンセプト上、広告の数を少なめに抑えたり、Adsense のポリシーを遵守するために効果の高そうな位置に広告を置けなかったりします。スマートフォン向けサイトでは大分最適化していますが、PCサイトはその辺りを気にして広告を控えめにしています。

2ちゃんねるの突然の仕様変更に付き合うのは大変

2ちゃんねるはAPIがなく(準備されている?ようですが)、掲示板のURLが突然変わったり、その他さまざまな仕様変更があります。Twitter API のように公式のドキュメントが用意されているわけでもありません。予告のなしの突然の大きな仕様変更というのは、なかなか疲れるものです。

それから、ユーザからのリアクションは殆どないので、ちゃんと自分で監視していないとトラブルが発生していても気が付きません。(そもそも実験的に始めたサイトなので、収益でもないとモチベーションが保てない)多くの新規さんがやってきても、自分にとって使えるか使えないかだけで判断していて、使い勝手がよくなければ他に行けばいいや、な感じなんだと思います。凄くドライな世界ですね。これはこれで大変です。取り漏らしている板があっても、これでは気が付かないというもの。

クローラーの頻度も、これ以上あげるのは迷惑になりそうですし、消費の早い板の反映を早くするのも難しいです。

2ちゃんねるの専用ブラウザを使わず、2ちゃんねるの情報にアクセスしたい人は意外と多い

正直なところ、専用ブラウザや過去ログでなく現行スレッドだけの検索で、ここまで来れるとは思っていなかったです。

専用ブラウザを使わず2ちゃんねるの情報にアクセスしたい人はどれぐらいいるのか、このサイトを始める前には全くの未知数でした。スマホアプリは凄いみたいですが、ウェブサイトの形態をとっている2ちゃんねるのツールのアクセスはどれぐらい見込めるのか。

考えてみれば、2ちゃんねるのまとめブログは恐ろしい人気を誇っていますし、グレーなサイトであっても(もしくはそうと知らず)良いとこ取りした情報を得たいニーズは大きいものです。本音が集まる情報源として、その人気はまだまだ根強いのでしょう。

そろそろサーバ周りの強化も視野に入ってきました。
 
 

今までの経験からして、検索からの流入はどこかで頭打ちがやってきます。

さて、100万PVまで届くことができるでしょうか?

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